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2009年7月 1日 (水)

指示内容

サボりついでに、もういっちょ書いたれ。

先月、エールフランスの飛行機が大西洋に墜落するという痛ましい事故があった。1ヶ月も経たないうちに、コモロ沖でまた墜落事故があった。この1ヶ月、我が家の話題の8割くらいは飛行機事故に関するものだった。

夫はいちおう技術系の人間なので、とくに興味を持ったようで、飛行機事故のまとめサイトなどをいろいろ見て回っていた。自動車や列車に比べると、運行本数の割に人命にかかわる大きな事故は少ないと言えるのかもしれないけれど、ひとたび事故になると自動車や列車とは比べ物にならないほど大きな被害が出てしまう。

飛行機が商業運航を始めた頃からの事故を網羅しているサイトがあった。思いついて、1985年のJALの墜落事故について、どういう記述があるのかを夫に見てもらった。

夫には理解できることでも私には専門的すぎて理解できないことが多いので、あまり正しい書き方ではないかもしれないけれど、ボーイングの機体の修理ミスが事故の原因として考えられているようだった。(たしかに、そのような報道がされたような記憶が。。。)

私が気になったのは、どういう風にミスがあったかを説明している部分だった。下手なりに再現図を描いてみた。画像左は、正しい修理法として指示されたもの。画像右が実際に行われた修理。黒が圧力隔壁、黄緑が補強材、ピンクが留め具。サイトの説明によると、図の左から右に向かって圧力がかかるということだった。

Img115_2 Img116_2

この2つを見比べた時、なぜだか分からないけれど、もし修理指示書が翻訳されたものだったとして、翻訳が間違っていたのだとしたら・・・と考えてしまった。なんとなくだけど、こういうタイプの翻訳ミスって、割とありそうな気がする。左図のような修理を指示したい時にどう表現するかだけど、「それぞれ」とか「両側」とか「2本」とか「2枚」とか、そういう単語は絶対に使うよなあ。で、その組み合わせを間違うと、右図のような理解をされることもないとは言えないよなあ。


あらためて自分も気をつけなくては、と思ったのでした。

 

 

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コメント

はじめまして
あれはぶっ壊れた隔壁を通して尾翼から機内の空気が吸い出され、油圧チューブを一発で4本ぶち壊し、さらに油圧装置に安全便が無かったために中の油が抜けた上に、パイロットがエンジンだけで操縦する訓練を受けていなかったから墜落したそうです。
修理はアメリカの会社がアメリカで作った飛行機で、しかも、アメリカのハンガーでアメリカ人が行っており、仕様書も指示も英語でそもそも、翻訳の必要は一切ありませんでした。
片面だけだと、減圧と加圧でペコンペコンとするうちに金属疲労を起こすのは子供でもわかることで、マニュアル以前に常識として、修理技師のチョンボ以外のなんでもないでしょう。
しかし、技師は以上のように、「俺の責任だけではない」と当然考えるので、気に病んではいないでしょう。
シールに使われたパテが、もしも透明なら、その後の日航の検査で分かったでしょうから、それだけ考えても、実にありえないミスの積み重ねで落ちたという、技術者好みの事件でした。
近畿では日食みられませんでした。ざんねん。

投稿: デカ | 2009年7月26日 (日) 10時48分

デカさん、コメントありがとうございます。
日食が見れないお天気だったんですか。残念でしたね。

修理に際して翻訳が必要なかったのに、それでも間違えるなんてどういうことなんだろう。技師たちが誰も疑問に思わなかったんなら、それも怖いですね。

重なったミスのうちどれか1つでも回避できていたなら、墜落は免れたかもしれないのですか。そう思うと、ますますやりきれない。

ま、それはそれとして、誤解されない文章を書くように気をつけたいです。

投稿: Olivier | 2009年7月27日 (月) 20時54分

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