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2009年3月

2009年3月 8日 (日)

大統領ネタ…じゃなくてネタ大統領(その2)

なんか、また、こんなの見つけてしまった。
http://france-info.com/spip.php?article236339

Dailymotionの動画が2つ埋め込まれている。上がジョニーが死んだ日を歌うFP、下が我らがフランス大統領の死を伝えるニュース(ネタ)。選挙前にすでに作られていたらしい。突込みどころ満載すぎて笑ってしまう。とくに未亡人のマリーン(ルペン)。セシリアとの離婚は確実と予測されていたけど、さすがに再婚相手があの人だとは動画職人さんも知らなかったんだろうな。これ、フランスアンフォ(ニュース専門のラジオ)のサイトなんだけど、こんな動画を埋め込んでも法的、職業倫理的な問題はないんだろうか? (ま、私が心配することではないわな)

 

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翻:3月2日~6日

学校の時間割が変則モードに突入。誰かの風邪をもらってしまった。。。

 

2日(月)
午前中、警察へ。金曜日の件で、被害者さんに再度連絡を取らなきゃならないので出かけた。被害者さんはすでにフランスを離れているので、携帯電話あてに電話をかけてみたけれど、いろいろ技術的な問題があったらしく、結局つながらなかった。先にうかがっていた宿泊先に連絡して、無事に話ができた。

午後、事務手続きを片付ける。

 

3日(火)
会社案内(仏日1400語)
会社のウェブサイトからアクセスできるサービス内容など。

 

4日(水)
化粧品関連(仏日50語)

学校に行って、グループワークの発表が1週間早まったらしいと聞いて慌てる。

でも、夫の帰宅がいつもより遅くなると聞いていたので、勉強ではなく捨て作業に力を入れる。

 

5日(木)
会社案内(仏日90語)
火曜日納品分の続き。

銀行明細をチェックしていて、請求書より多い金額が振り込まれていることに気がついた。その会社には請求書を2通出しておいたんだけど、そのうち多いほうの金額が2回振り込まれていた。少ないほうの金額で振込はなかった。先方に確認して、当面、差額は私が預かっておくことにして、次回の請求書で調整することになった。忘れないようにしなくては。

家具の配置が前から気に入らなかったので、半日かけて模様替えした。本棚を台車に載せておいてよかった。

 

6日(金)
またもや朝6時に電話で叩き起こされた。。。のは覚えているんだけど、寝ぼけたまま対応、受話器を置いた後すぐ布団に逆戻りしたらしく、「メールを見てから回答します」と言った(はずの)回答を送ってなくて、2回目の電話がかかってきた。モノはファッション関連の4500語。詳細を聞く前に断った。しかし、時差の計算を間違えてるのか、早朝であることを分かって電話してくるのか、一体どっちなんだろ?

昼から学校にこもる日。夕方から風邪の症状が悪化した。

 

7日(土)
プルーフリーディング(仏日)
最初は、翻訳の評価シートに記入するだけでいいと言われたので気軽に引き受けたのだけど、後から「プルーフもやってくれないか」と頼まれたもの。

 

持ち越すもの1件。

 

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2009年3月12日 (木)

PL (travailleur indépendant) からAuto-entrepreneurへの変更をしない理由

PL(自由業者)としてURSSAFに登録して現在も営業中。一人で営業しているのでtravailleur indépendant。収入はたいしたことがないので、税制的にはmicro entrepriseの区分に入っている(言うまでもなくBNC)。Auto-entrepreneur制度(個人事業主制度? 独立事業主制度?)が導入されればそちらに移るつもりで、AEについて調べていた。AEの内容については、次のサイトや資料で確認できる。

http://www.lautoentrepreneur.fr/ (いわゆる公式サイト)
http://www.lautoentrepreneur.fr/images/2_Dix-points.pdf (簡単なガイド)
http://www.lautoentrepreneur.fr/images/3_Guide.pdf (めっちゃ詳しいガイド)
http://www.pme.gouv.fr/essentiel/loimodernisationeco/auto_entrepreneur_int2_bd.pdf
http://www.le-rsi.fr/actualites/manifestations/pdf/20090206_11h00_auto_entrepreneur.pdf

簡単に言うと、収入の少ない個人事業主向けにいろいろな負担を軽くした制度が作られたことになる。具体的には、サービス業の場合、年商3万2000ユーロ(税抜)未満の事業主が対象。(もしかして、これの流れ?)

 

昨年末に調べていた頃は、CIPAVがAEに関する協定に調印していないため、老齢年金がCIPAVの管轄である職業(つまりPL、私もこれに属する)はAEになれないということだった。すでに起業している人が2009年からAE制度で営業するには、3月31日までに手続を取らなくてはならないのだけど、その期日が迫ってきて、なんとなく焦る気持ちになって、もう一度調べてみた。

結論から言うと、CIPAV管轄のPLでもAEに移行できる(もちろん、その他の条件も満たしているという前提で)。URSSAFに問い合わせて、移行可能の回答を得た。現在営業中であることを明示して届出すると、現在のSIRETを維持できる。つまり、現在の登録を抹消して、新規に登録し直す必要はない。これも、URSSAFから回答があった。

だから、移行したければ移行できることに間違いはなさそうなんだけど、もう1つ気になる点がある。AEになると、本当に負担が少なくなるのかどうか。

AEになる場合、社会保険料と所得税の取扱いについて、それぞれ自分で決めることができる。ここで注意が必要なのは、所得税のオプションにチェックを入れた場合、(結果的に年間所得が課税ラインを超えず、払い戻しがあるとしても)いったんは決められたパーセンテージで所得税を納入しなければならないこと。ま、わずかなものだから、気にしなくてもいいか。

 

1.PLの人がAEになった場合、社会保険料の負担は、取引額の18.3%(利益の18.3%ではない)。

ここで言う「社会保険料」に含まれるものは次のとおり。
-健康保険料(la cotisation d’assurance maladie-maternité et la cotisation supplémentaire d’indemnités journalières)
-家族手当保険料(la cotisation d’allocations familiales)
-老齢年金(基礎部分)(la cotisation d’assurance vieillesse du régime de base)
-CSG(la contribution sociale généralisée)
-CRDS (la contribution au remboursement de la dette sociale)
-老齢年金(上乗せ部分)(la cotisation au titre de la retraite complémentaire obligatoire)
-障害・死亡保険料(la cotisation au régime d’invalidité et de décès)

私の場合、昨年の社会保険料負担は取引額の約13%、一昨年は約15%。AEになったほうが高くなる。

 

2.PLの人がAEになった場合、所得税は取引額の2.2%。
自慢じゃないが、今年も世帯収入が課税ラインを超える気がしない。だから、普段通りの所得申告で十分。

 

AEになった場合の利点は上の2つだけではない。

3.職業税(Taxe professionnelle)の免除
起業した年とその後2年、計3年間は職業税が完全に免除されるようだ。私には関係ない。(私自身は、起業直後は個別に税務署と交渉して減額してもらったことがある。税務署は案外こういう交渉に対しては寛大なのだな、という印象を持った。)

4.付加価値税(TVA)の徴収義務免除
個人的には収入がTVA徴収ラインを超えないので、今年もTVAは0%と請求書に明記している。

5.経費控除が一律で34%
AEでなくても34%のはず。

6.会計書類
AEの場合、社会保険料も所得税も(経費の控除も)すべて取引高に基づいて計算されるため、入金に関する記録だけを時系列で取っておけばよい。
・・・現在の私の会計書類と大差ない。

 

多分これで見落としている部分はないと思う。

現状とAEを比較してみて、とくにメリットが感じられないので、変更はしないで今後も営業することに決定。

 

 

ご参考(関連日記):
Auto-entrepreneur

 

 

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2009年3月13日 (金)

翻:3月9日~13日

風邪なのか喘息なのかよく分からないけど、体調不良の週。
仕事がなくてよかったのと、グループワークの発表が4月中旬に延期になってよかった。(研修に出かけて不在となる学生多数のため)

 

9日(月)
数語のこまごました翻訳。主にメッセンジャーで回ってきたもの。

 

10日(火)
先月末に納品した翻訳について、請求するのを忘れていたら、お客さんのほうから連絡くださった。ありがたい話や。ご近所なので直接会って受け渡ししたんだけど、お客さんが犬を連れていたので、ここぞとばかりに構いまくらせてもらった。犬ええなー。

 

11日(水)
先週末から体調が良くなかったんだけど、明け方からさらに悪化した模様。毎日出勤する仕事でなくてよかった。。。のか?
家でうだうだして過ごす。

 

12日(木)
引き続きうだうだ。
プルーフリーディングの打診があった。
(断ろうと思ったけど、結局引き受けることにした)

 

13日(金)
昼間、時間があったので遠方までプリンタのトナーを買いに行った。
帰りのバス中、トナーのパッケージを眺めていて、品番を間違えて買ってしまったことに気付いて引き返した。あっさり交換してもらえてよかったんだけど、半日仕事になってしまった。(街中の店ではレーザープリンタを扱ってないんですわ)

 

来週に持ち越すもの2件。
土曜日は職業研修に行く。

 

 

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2009年3月17日 (火)

不況の影響、なのか?

ご近所の同業者さんから電話があった。翻訳している書類の中に日本語の単語をアルファベットに直したものがあり、その意味が分からないということだった。私にとっても馴染みのない言葉だったけれど、文脈に合う解決法が見つかったのでそれでいいことにする。(後刻それの和訳を頼まれた)

ついでにちょっと雑談したところ、彼(英仏独)のほうは2月はまったくと言っていいほど仕事がなく、今日のが久し振りの仕事なんだと言っていた。世の中が本当に不景気なのかどうかちょっと実感がわかないけれど(これまでずっと景気のいい生活をしてたわけじゃないし、町で見かける皆さんは私に比べると景気よさそうに見えるから)、私たちみたいに企業の外注やら下請けやら孫請けやらで食べている職業だと、企業がコストカットを始めたらそれが直接響いてくるんだよなあ。

夫の仕事も最近はあまり順調とは言えない。とはいえ、何かしら仕事はあるので毎日出かけていくけれど、本業とは関係のない知人の雑用を頼まれたりしてるらしい。何もしないよりはましだと言うんだけど、毎晩遅くまでお客さんの要望に合わせてパーツを組み合わせたり、使えるソフトを探したり、プログラムを組んだりしていた頃に比べると、最近は本当につまらなさそうだ。不況のせい、なのかどうかは分からないけれど、どうにかならんものかなあ。

私の仕事はというと、これまでもたいした量の仕事をしていたわけじゃないので、昨年に比べてどうとか、先月に比べてどうとか、ちょっと比較しにくいなあ。そういえば最近回ってこなくなった仕事がいくつかある。他の人に替えられたんだと思っていたけれど、もしかしたら翻訳を外注しなくなったか、翻訳するのを止めてしまったかのどちらかなのかもしれない(他の人に替えられた可能性が一番高いと思うけど)。ある時はめちゃめちゃ仕事があるし、ない時はぜんぜんないんだけど、なんていうか、翻訳市場全体を見たら日本語の仕事はそんなにたくさんないと思うし、その一部が私に回ってきてること自体をありがたいと思わなくてはならないのだろうなあ。

同業者さんと喋った後に、面倒臭いからもうやりたくないなと思っていた仕事の打診があった。喜んで引き受けることにした。

 

 

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2009年3月21日 (土)

翻:3月16日~20日(ありがたく仕事継続中)

花粉の季節。しかも、向かいの建物が盛大に工事中なので粉塵が。。。
(でもカモメやハトを見たいので窓を開けてる)


16日(月)
ひたすら仕事した。
クラスメイトがとある授業のノート(他クラスのもの)を回してくれた。これは非常にありがたい。。。


17日(火)
プルーフリーディング(仏日10ページ分)
この仕事は分量以上にしんどかった。もうやりたくない。プルーフリーディングなので単価も激安だ! なんで引き受けてしまったのか、メールに返信した時の自分の気持ちが謎すぎる。2つの書類について、渡された翻訳のプルーフリーディングをして、評価票を英語で記入した。私の英語でちゃんと伝わってるんだろうか。プルーフリーディングってしんどいよなあ。しかし、新規登録翻訳者の評価が目的なんだとしたら、会社案内3段落はいいとして、本文9ページの定款を丸々プルーフする必要があったんだろうか。。。なんか騙されてないか?>私

特許関連(仏日4000語)
上のプルーフリーディングを月曜日のうちに納品するつもりだったので引き受けた仕事。まさかずれ込むと思っていなかったので、半泣きで仕事した。特許への異議申立に対する監督機関の判断。


18日(水)
安全に関する案内(仏日76語)
アップデート部分のみ。

アンケート(仏日約1000語)
昨日誰かにお願いできないかと思ったのがこれ。商品パッケージのイメージなどを尋ねるもの。多分、店頭などで無作為に行なうものだと思う。

アンケート(仏日371語)
似たようなのが続けて来た。こちらはブランドイメージを尋ねるもの。

化粧品関連(仏日)
アップデート部分のみ。


19日(木)
ファッション小物関連(仏日480語)
最初、翻訳として打診があったけれど、どちらかというと苦手な分野だし瞬間的に忙しかったので断ったら、プルーフリーディングがまわってきた。

化粧品関連(仏日40語)
基本用語のみ。


20日(金)
送付状(仏日220語)
商品の送付時に添付するもの。


21日(土)
Eメール(日仏1ページ)
取引先とのやり取りメール。


来週に持ち越すもの2件。いちおう来週いっぱいかかる予定。

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足りないもの

最近やった翻訳に直しが入って返ってきた。この仕事はソースクライアント(おそらく日本にある会社)→翻訳会社A→翻訳会社B(フランス)→私という流れになっていた。翻訳の修正をしたのがソースクライアントさんなのかA社なのかはよく分からなかったけれど、A社からB社に「お宅の翻訳者はダメダメだ」というコメントがあったらしい。ただ「ダメダメ」と言われるだけでも困るので、B社はA社にどうダメなのかを尋ねたが、明快な回答がなかったそうだ。

それで、状況把握のため、修正された翻訳が私のところに戻ってきた。どういう修正が入っているのか(原文理解が間違っていた誤訳なのか、表現の問題なのか)、B社さんは日本語が分からないので説明してほしい、ということだった。私には言わなかったけれど、A社から申し開きを求められていたのかもしれない。申し開きを求められていなかったとしても、いくつも修正が入っているのを見れば、何事かと驚くだろうなあ。

修正が入っていた部分の大半は、直訳っぽかった部分がより自然な日本語に直されているものだった。翻訳の仕事については、どの言語の翻訳でも「翻訳したと分からないように、最初からその言語で文章が書かれたように」ということが言われるようだ。たしかにその通りだと思うので、なるべくそのように心がける。心がけているつもりでも、原文に引きずられてしまうことがある。

今回修正されたのはそういう部分だった。だから、私は修正に全面的に賛成だった。私がもう少し反論めいたことを言ったほうが、B社さんとしてはA社に対して何か言いやすかったのかもしれないけれど、客観的に見て、やりすぎと思うような修正はなかったので、率直にそのようにB社に回答した。私もプルーフリーディングしたり、翻訳に対してコメントを求められたりすれば、それが正しく意味の通じる文章だったとしても、直訳っぽく感じられる部分はできる限り修正しているし、そもそもプルーフリーディングの作業はそのためにあると思う。

というわけで、普段は、自分の翻訳に修正があっても、そこは割り切っているというか、あまり気に病んだりしない(もちろん誤訳の指摘があればそれなりに気にする)。原文に引きずられる問題については、一晩寝かせて見直す時間でもあれば多少はましになるかもしれないけれど、なかなかそうもいかないので、ある程度は仕方ないと思わないとやっていけない(いちいち落ち込んでいては仕事にならない)。でも、今回はとても気になる単語が1つあった。

問題の単語はmagasin de proximité。近所にある店、という意味になる。これを日本語に訳す時は、場合によって、「お近くの販売店」「小売店」などとしている。今回「小売店」という訳をつけたところ、「コンビニエンスストア」と修正された。この単語を見た時、わたしには何かが決定的に欠けているんだと気付いた。でも、それが不愉快だというんじゃなくて、今まで何だかよく分かっていなかったものがはっきり見えて逆にすっきりした。

メールで回答した後、B社さんから電話がかかってきた。修正の内容をいくつか具体的に知りたいということだった。原文は平易なものだし、仮にも何年かプロとして仕事をしてきた翻訳者がいくつも誤訳するような仕事ではない、というのがB社さんの気持ちだったと思う。A社からはダメ出しと同時に、同じ案件の追加部分の翻訳が回ってきていた。ダメダメな翻訳者に仕事を振るA社の行動が不可解、というのもあったかもしれない。

それで、電話で説明することになったのだけど、これは何が修正されたのか、と尋ねられたのもたまたまコンビニエンスストアの部分だった。B社さんは英仏翻訳も扱っていて、英語のconvenience storeが何を指すかは知っている。magasin de proximitéの訳としてconvenience storeとは言わないのが普通だから、その修正は適当ではないんじゃないかとB社さんは言う。それは、その通りかもしれない。でも、日本に住む日本人が小売店に替えてコンビニエンスストアに修正した(意味を限定した)のなら、原文はどうあれ、そちらのほうがふさわしいという判断があったのではないか。さらに言うなら、現代の日本人にとっては、小売店というものよりコンビニエンスストアのほうが馴染みがあるのだろうし、「近所の店舗面積の広くない店」とはすなわちコンビニエンスストアを指すのではないか。私が子供だった頃は、近所に「パン屋さん」と呼び習わしていた店、「○○さん」と名前で呼んでいた小さな食料品店、何の店なのかよく分からないけれど、いろんなものが売られていた店(私の感覚ではこれがmagasin de proximitéに一番近いし、コンビニに近いとも思う。でもコンビニとは呼ばない。。。当時はまだそんな言葉がなかったし、24時間営業なんて考えられなかったのでは)などがあった。けれど、そういう店はいつの間にか閉店したり、チェーン店に変わったりした。

というようなことを考えても、コンビニエンスストアという単語を使う理由がちゃんとある。もちろん、原文通りに訳していけばコンビニエンスストアという訳はまず出てこないし、原文がフランス語で作成される限り、コンビニエンスストアという単語が出てくるはずもない。でも、magasin de proximitéをコンビニエンスストアと訳すくらいの裁量は翻訳者に与えられている。そして、一般的にソースクライアントから見た「いい翻訳者」というのは、ここでコンビニエンスストアと訳せるような人のことを言うんだと思う。

一般的に、外国語から母語への翻訳しか扱わない翻訳会社はたくさんある。私ならフランス語から日本語の翻訳に限るということだ。同時に、外国に暮らす日本人は、日本語の運用能力が衰えるとも言われる(もちろん日本人に限った話ではないだろう)。仕事獲得機会に限って見ると、フランスに住みながら日本語の翻訳をするのと日本に住みながらフランス語の翻訳をするのでは、競争相手の少なさからいっても前者が圧倒的に有利だと思う。そのおかげで、私のような平均的(またはそれ未満)な者でもそれなりに仕事がある。でも、翻訳の質を言うと、特に私のように日本に帰る回数が極端に少ない人は、新しい言葉の意味が分からないことも含めて、在外で日本語の仕事を続けることは難しいんじゃないか、だから気をつけなきゃな、と思っていた。

でも、今回のコンビニエンスストアの件では、日本に住んでいないことのハンデではなく、もっと本質的な何か、翻訳センスというようなものが自分には欠けているとよく分かった。といっても、明日から急に仕事を変えるわけにもいかないので、自分に足りないものをよくよく自覚していくしかないな。

 

 

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ハト

向かいの建物のハトの巣を毎日見ているんだけど、今日はヒナが巣から出ていた。ベランダの手すりに止まって、羽を広げずに肩のあたりを動かしていたところ、他のハトと接触して落ちてしまった。羽を広げもしないで落ちたので、巣立ちには早すぎるけれど何らかのアクシデントで巣から出ていたのかと一瞬思ったが、下から上に向かって飛んできた。よしよしと思いながら見ていると、いつものベランダのひとつ下の階の窓が開いていたせいで、ヒナは窓の中に入ってしまった。ちゃんと出てくるかどうか心配で、出てくるまで見ていた。数分すると出てきた。しばらく窓枠に止まっていて、それから上のベランダを目指して飛んでいった。

その後また窓の外を見ていると、ヒナが向かいの建物からこっちの建物(隣人の窓あたり)に飛んできたり、うちの前を横切って反対の隣人の窓あたりに飛んだりしていた。

夕方また窓の外を見ていると、ヒナがベランダではなく、屋根の上にいた。他のハトがそばにくると、餌をねだっているようだった。飛べるようになったからといって、すぐひとり立ちできるわけではないんだな。

ちなみに開いていた窓はこんな感じ
そら、うっかり中に入ってしまうわ。

 

 

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2009年3月25日 (水)

ハト(その2)

道を歩いていたら、おいしそうなパンのかけらが落ちていて、その周りにハトの輪ができていた。一番強そうなのが独り占めしようとするんだけど、他のハトが隙を狙ってパンを奪いに来る。一番強そうなのがそれを追い払って、またパンを独り占めしようとする。

まあ、よく見かける光景なんだけど、パン取り合戦が車道のど真ん中で行なわれていたら気が気じゃなくなる。私は赤信号で止まっている間だけ見ていたんだけど、その短い時間だけでもハトが何度も轢かれそうになっていた。一度は本当に轢かれたと思って悲鳴を上げてしまった(挙動不審者です)。

ハトたちを車道から引き離すためにパンを歩道に拾い上げようかと、思わず足が出そうになったけど、そんなことをしたら私が車に轢かれてまう(または車に轢かれようとしたアブナイ人になってまう)。もー、ほんま、頼むでー。>ハトのみんな

 

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2009年3月27日 (金)

CIPAV

老齢年金基金CIPAVから今年の請求書が届いていたんだった。AEにならないことに決めたので、あらためて請求書を見てみる。裏面には、昨年の収入に応じて掛け金の減額申請用の枠がある。減額申請は3月末が締め切り、掛け金の納入期日は4月15日。

#2009年の掛け金は2007年の収入をベースに算出されているが、2008年の収入によっては減額が可能。

減額申請には2種類あり、老齢年金の基礎部分および上乗せ部分、障害・死亡保険のすべての減額を申請できる人と、老齢年金の上乗せ部分のみ減額を申請できる人がいる。私の昨年の収入は後者に該当している。今年の収入がどうなるか分からないので、減額申請をしてみることにした。(これ、昨年はどうしたんだったっけ?)

減額申請できないくらいに稼いでみたいものだなあ。

 

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翻:3月22日~27日(翻訳の語順)

なんだか毎日寝不足。

 

22日(日)
警察から要請があり出動した。被害届の提出。現行犯で犯人が捕まったケースは初めてだった。

 

23日(月)
プルーフリーディング(仏日2件)
プルーフリーディングをして、翻訳に対するコメントを英語で、といういつもの仕事。今回はITを利用した受注システムの案内と錠前の説明書だった。個人的には、どちらかというと苦手な分野だけど、期日を延長するからやってほしいと言われて頼まれたもの。自分には翻訳適性がないなと気付いたのにこんな仕事をするなんて、ある意味ストレスだよなあ。

 

自分の翻訳のことを棚にあげてコメントすると、他人の翻訳のプルーフ時には、なぜ調べないのかな?と思う箇所がよくある。たとえば、機関名なのに私企業のように扱われているため、文章の意味が通らないなど。検索エンジンの結果の1ページ目だけで解決する事柄なのに調査されていないのは、ちょっと雑な印象を受ける。

それから、これは文章構造の関係で仕方ないのかもしれないし、自分でも気をつけたいことなんだけど、なるべく原文の順番に訳したほうがいいんじゃないかと思うものがある。たとえば、作業手順。

「赤いランプが点灯している時はレバーを90度右に回してください、水量を増やし、水を全体に行き渡らせるため。」

というような原文があった場合、「水量を増やし」以降がpourやafinで導かれていて、文章の後半に書いてあることが多い。でも、日本語の「~(する)ため」は動詞より前にあるのが自然に感じられる。というわけで

「赤いランプが点灯している時は、水量を増やし、水を全体に行き渡らせるため、レバーを90度右に回してください。」

のように訳してしまいがち。(実際、私に回ってくるプルーフリーディングの仕事では、そう訳されていることが多い。)

それでも間違いではないんだけど、原文は作業者から見た作業順、時間の経過に沿って書いてあるので、それに素直に従って

「赤いランプが点灯している時はレバーを90度右に回し、水量を増やして水を全体に行き渡らせてください。」
「赤いランプが点灯している時はレバーを90度右に回してください。水量が増え、水が全体に行き渡ります。」

のようにすれば、作業者はまずレバーを回してから、水が行き渡るのを確認すればいいことにならないかな。

「水が行き渡る」くらいなら、最初の文例でもいいと思うけど、たまにはpourやafinの後ろに主語・動詞のペアがいくつも並んでいることもあるので、そういう文章だと、赤いランプ(警告!!)が点っているのに、対策にたどり着くまでに長い文章を読まなきゃならない。レバーを回すと「水量が増え、水が全体に行き渡る。ファンが回り換気される。冷却装置が作動し気温が18度を下回るまで冷却が続く。コントロールセンターに警告が通知される。万一の時のために(普段は誤操作防止のために閉じている)緊急停止ボタンのカバーが開く。」のすべてが実行されるような場合、これを全部読まなければ「レバーを右に90度回す」という作業にたどり着かないのは危険かもしれない。

これが「鍋にオリーブオイルをなじませ、玉ねぎを入れてきつね色になるまで炒める」程度の長さの文章なら、原文の最後に書いてあるはずの「(玉ねぎが)きつね色になるまで」が「玉ねぎを炒める」の間に挟まっていても支障はないと思うし、逆にこれを最後に持ってくる日本語の文章も作りにくいと思うけどね。

 

24日(火)
キャッチコピー(英日13語)
いつもの英語の翻訳者さんと連絡が取れないので、ということで回ってきた(普段は英語の仕事はしない)。多分、ウェブサイトに掲載されるもの。

 

25日(水)
商品案内(仏日440語)
探したら、商品写真がネット上にあってそれが役に立った。

午後、4件の問い合わせが来た。それぞれ違う翻訳会社で、それぞれ違う案件。別に、日本が年度末だからというわけでもないんだろうし、なんで急に仕事や打診が増えたのか謎。ここんとこ、ずっと仕事してるような気がするんだけど(学校サボってたから、クラスメイトからご機嫌伺いのメールが来た。みんな、ありがとう!)

 

26日(木)
召喚状(仏日2560語)
知財関連。そういや、先週も特許関連あったな。

アンケート(仏日20語)
アップデート部分のみ?

数語のこまごました翻訳。請求するのが面倒臭い。。。

 

27日(金)
水曜日に来た4件の問い合わせのうち1件は土曜日納品予定なんだけど、現時点で回答がないということは流れたか何かだろうな。新たに2件の問い合わせが来たので、回答待ちの案件があるという事情を明かして、先の案件を引き受けることになった場合と引き受けない場合の2つの納期を提案して、ソースクライアントさんと相談してもらうことになった。結局新たに受注したものは1件。

土曜日は研修の最終試験がある。
来週に持ち越すもの2件。

 

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