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2004年6月 8日 (火)

「ザ・デイ・アフター」を観た

1週間ほど前に「ザ・デイ・アフター」を見た。今上映されているのじゃなくて、1983年の方。

これまでにテレビでも放映されたと思うが、あらすじを聞いて、とても最後まで見続ける自信がなくて、自分では見ようとしなかった映画の一つ。途中で放棄した映画に「野生の叫び」(「野生の呼び声」の映画化)があると言えば、私がどれほどの根性なしか分かると思う。

相棒がこの映画を借りてきて見始めたので、試験前なのに私もつられて見てしまった。途中、何度も辛いシーンがあったが、最後まで見届けることができてよかった。爆発の場面や被曝者の様子などが生ぬるい、現実性に欠けるといった批判があったような覚えがあるが、登場人物たちの感じる恐怖や不安は十分に伝わってきた。

ぞくぞくするほど怖かったのは、基地の人たちが、普段とは違う指示を受けて、それとは知らないままにミサイル発射のボタンを押しに行くところ。仮に何を指示されたか分かっていても、拒否できないのだろうけど。

もしも私が同じ場面に遭遇したとしたら、核戦争が始まったという現実を受け入れたくなくて、ベッドメーキングを続けるあのマダムみたいになるんじゃないかと思う。

相棒は1984年の公開当時に一度見たことがあって、記憶に残っているのは、爆発が起きた時に、電気系統のものがすべて止まり、車も全部止まってしまう場面だと言う。他には、工学部(?)の人たちが旧式のラジオ(無線?)を持ち出してきたシーンには特に興味を持った様子だったので、昔も今も変わらないなあと妙な点に感心してしまった。私は私で「あのネコはどう見ても不機嫌なんだけど」とか、そういう部分に着目してしまうから、人のことは言えないのだけど。

ところで、この映画を見てからというもの、相棒と喋っているとつい話が核武器や大量破壊兵器の方にずれていってしまう。たどり着く結論は毎回「こんなもの、作るべきではなかったのに」ということ。これしか言いようがない。

 

 

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コメント

私もこの映画をTV放送で観ました。

正直な感想は…

児童用の絵本だなと。

広島、長崎の原爆の実写と比較すると、ほのぼの感さえ漂います。

投稿: ベルグドル | 2018年5月12日 (土) 09時52分

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